今週のしんぶん「赤旗」日曜版で事故を起こした福島第一原発の驚くべき建設実態を明らかにした。
原発メーカーＧＥ提案の海面から２０㍍設置(地表から１０㍍掘り下げ）をやめ、あえて海面から１０㍍地点、地表から２０㍍も掘り下げて建設したようだ。
で今回のような津波直撃で事故につながり（地震で配管破断が先かも）放射能を撒き散らした。ＮＨＫの放送では、硬い岩盤に近づけるために２０㍍掘り下げたとあったが、元東電幹部は、冷却水の海水くみ上げの電気代をケチったからと証言した。 幹部からは「電力会社は電気をつくるところで使うところじゃない」と言われたらしい。
「ターンキー契約」＝（プラント全体を建設から試運転まで行い、スイッチを入れればすぐ運転できるまで請け負って一括して契約）を理由に、非常用発電機を地下の置いたままにした。設計変更はコストがかかる。いずれも利潤追求が根底にある。
テレビでは子どもたちの甲状腺検査の様子を流し、母親の不安そうなインタビューを流している。なんともいやはや、東電の責任は大きい。
