サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

君たち、中国に勝てるのか ①

 「君たち、中国に勝てるのか」(産経出版)なるタイトルの対談本を読んでいる。
 自衛隊最高幹部が語る 日米同盟VS中国となっている。
 「君たち」って誰のことだろうか?
 著者の岩田清文氏、尾上定正氏、武居智久氏、兼原信克氏は、自衛隊の元幹部だが、自分たちのことではないだろう。
 前線で、後方で攻撃を受け死ぬかもしれない、自衛官や住民のことだろうか?

 その人たちへの問いかけ‥‥として。
 中国と戦争し、勝つことを真剣に考えているようだ。そのための兵器、基地、民間、国民動員含め、戦争体制を作りあげることを求めている。
 最大の貿易国で、技術力も米国に並ぼうとし、日本の4倍のGDPを持つ中国に、ドイツに抜かれGDP第4位に転落した日本が戦争準備を急ぎ挑もうとするのである。
 米国は、本国への核攻撃は避ける前提で、エスカレーションに至らない戦略だ。当然のこと。
 台湾、日本、中国は住民も犠牲がでる可能性が高く、日本は南西諸島からの避難訓練まで始めている。
 これに主権者国民が鈍感で、事態の深刻さを認識していない。
 順次、紹介していく。