サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

斎藤幸平×ジェレミー・リフキン

 1/7「朝日」オピニオンに、「気候危機と人類の今後」と題した斎藤幸平氏とジェレミー・リフキン氏の対談が載っている。
 両氏は、地球環境・気候危機問題の認識では一致し、危機感とシステムチェンジの必要性では認識を共有してている。
 ジェレミーさんは、現在、技術の第3次革命の始まりにあり、この技術が社会を変え、人類が自然がとともに栄える時代をめざす。
 実際に人類は、この方向に進んでいる気がする。それでうまくいくかどうかはわからないけど。疑問も多い。
 一方、斎藤さんは、地球環境・気候危機の根本に、資本主義システムがあり、資本主義の下での技術依存では問題解決にならないとし、脱成長のコモン型社会主義をめざす。多くの人が賛同して進むには認識の違いがあり、時間が足りない気がする。

 違いは、危機の根源である経済システムの認識の違いだろう。
 もう半世紀も前から気候危機が警告され、昨年258回目の国際会議も持たれたのに、これほど技術が発達したのに解決せず、悪化の一途をだどっているのはなぜか? もう少し議論し、解明してほしい。

 詳しい、対談内容を知りたいところだが、どこかで動画でも出してくれるとありがたい。