久しぶりにグレタの「気候変動と環境危機」です。
436ページもある中で、途中ほかの本を読みながら、やっと345ページまで読みました。
ジェイソン・ヒッケルが寄稿しています。
わかりやすい。
斎藤幸平もよく言いますが、CO₂削減とマテリアルフットプリントの環境負荷がデカップチング、切り離せず、比例の関係にあるというものです。グラフのように、GDPの増加と環境負荷は切り離せない。
なので、先進国でCO₂を減らして喜んで満足していても、資源は途上国などから輸入し、そのためにそれらの国々に環境負荷をかけ、最終的には地球全体に負荷をかけているというものです。
当然と言えば当然の事。
しかし、豊かな国にいて、疑問をもとうとしないと気づかない事です。
先進国と途上国、切り離せない関係にあり、人の搾取も自然の掠奪も環境災害をかけていることも含め、知る必要があります。
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