ドバイで開かれていたCOP28が終わった。
「赤旗」日曜版12/24付に、COPに参加された地球環境市民会議の早川光俊専務理事のインタビューが載っている。
会議の注目点として、心配された「化石燃料の段階的廃止」は合意できず、「化石燃料から脱却しよう」との表現になり一歩前進と評されている。
50年までに脱炭素社会を構築する方向で、再エネは2030年までに3倍に拡大するとも。
米国は脱石炭国際連名に加入。G7では日本だけが未加盟、化石賞ももらい恥ずべき事態が続いている。
なお原発がCO₂削減策のひとつとされたことは問題。
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とはいえ史上最高の温室効果ガスが蓄積し、史上最高の気温上昇となり、記録的な森林火災、洪水などの気候災害が起こった年のCOPにしては、前進と言えるのか疑問だ。
間に合う、間に合わない で問えば、到底間に合わない。
結果的にやっているフリの会合だ。だいたい産油国が議長国で会議を開くというのが間違いの始まりと思う。