COP28が中東のアブダビで30日から始まる。
今年の気温上昇と気候災害の多発にくらべ盛り上がりに欠け、単なる会議イベントの様相となっている。
昨年のエジプトの会議でも各国の温室効果ガスの削減目標の必要な進展がなかった。
ウクライナで戦争、ガザでも殺戮、なんという事だろうか。そんな事をやっているばあいか。兵器や軍事は、福祉や環境対策に使うべきだ。
愚かのことに、軍事から出るCO₂は、各国の削減目標から除かれている。
愚かなことだ、だれが決めたんだ、と言いたい。
.
江守正多さんが岩波の「世界」に寄稿している。
希望は、持つべきだと思う。破局に直面しても。ただ、破局の意味を理解したほうがいい。
壊している相手は、惑星地球だ。ティッピングポイントを超えると元には戻らない。