サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ロシア ウクライナ侵攻

 ロシアが突如、ウクライナに侵攻し、戦闘が起きている。
 なんという愚かな事を。しかもプーチン大統領は、核兵器の使用までほのめかす。
 歴史上の大国同様、覇権主義による暴挙だ。
 大国と言っても、ロシアは軍事力だけの大国であり、GDPはイタリアにさえ劣る。
 確かに大西洋の向こう側の核軍事大国の米国主導のNATO加盟国が国境まで迫るならば、ロシアとしての不安や懸念は想像できる。
 だが、方向性としては、民主主義や人権や環境、教育などで、先進性を発揮し、他国の共感を呼ぶような方向こそ大事だろう。
 かつてマルクスは「他民族を隷属させる民族は、自分自身の鉄鎖を鍛えるのである」と書いたことがある。
 ロシア国民こそ、大国主義、民族主義に煽られることなく武力介入停止を求めるべきだ。
 自由や言論への弾圧が激しいロシアではあるが、戦争や武力介入をやめるよう、ロシア、ウクライナ、世界の諸市民が連帯すべきと思う。それを主導に、各国とも行動すべきである。