50年前の10月、横須賀が米空母ミッドウェーの母港化となった。
米空母の海外母港化は初めてで、同盟国で受け入れたのも日本が始めてだ。
反対運動も盛り上がり大闘争になったが強行されてしまった。
空母は、多数の攻撃機を艦載し、他の艦船や潜水艦と打撃軍を構成し、海外への武力攻撃を行うものだ。
当然、日本防衛ではなく海外展開が任務だ。だからベトナム戦争やイラクなどへの攻撃に使われてきた。
その母港化は、日本が対外武力行使、侵略戦争に加担するもので、そんな認識は国民に薄い。報道もまれだ。憲法との関係でも極めて問題が多い。
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こんな特集をやるのも「赤旗」ぐらいなものだろう。
日本政府も主要もディアも多くの国民も、米軍の半占領状態を長く受け入れつづけ、異常を異常と感じられず、心理的にも内面化してしまった。
今では、衰退国に成り下がりながら、中国との戦争準備に余念がない。