今週の「赤旗」日曜版の見開きは馬毛島特集。
菅自公政権が、種子島(西之表市)のすぐ目の前の馬毛島に、米空母艦載機の離着陸訓練基地(FCLP)を建設しようとしている。
種子島では、島民の大きな反対運動が盛りあがり、先日の市長選では基地建設を認めない現職の八板俊介市長が当選し、国の押し付けに抵抗している。
そもそも空母は、他国を攻撃する強力な部隊で、日本を守る部隊ではない。
米空母機動部隊は、過去を振り返ってみてもベトナム戦争、イラク、アフガン戦争など、他国への侵略、武力介入し、殺戮をほしいままにしてきた。多くの国民に自覚はないが日本はその殺戮の重要な協力者となってきた。
そんな空母艦載機の訓練基地を国民の税金で造ってやるなど、まったく愚かなことだ。
しかも、こんな他国攻撃の空母を母港として、自国に受け入れている国は日本以外にない。
米空母が次の戦争で他国民を爆撃し、人々を殺すとき、爆弾やミサイル落とした戦闘機の離着陸訓練は、日本の種子島(西之表市)で行いましたと、とてもいえない。