ブログのコメントさんから紹介してもたったHumankind「希望の歴史」(ルトガー・ブレグマン著)を読み始めた。
上下で3600円もするので敬遠していたけど、なかなか面白い。わかりやすい。
人間の性善説の立場なのだが、抽象的な話ではなく、研究に基づく事実を示しながらなので、「ナルホド」が多い。
とかく悲観的になりがちな私、地球環境の危機を話すと、どうしても暗く展望のない話になりがち‥‥。
そんな私に、別の見方を示してくれるようだ。
この本で私の不明を教えてくれたのが、モアイのあるイースター島をめぐる話だ。
8年前に書いたブロクで、「生物多様性のはなし」本の紹介なのだが、イースター島の文明が崩壊したのは人口が増えすぎたり、モアイ像を立てるために森林を伐採しすぎて生態系が崩壊した結果、という展開だった。でも違った。
adayasu.hatenablog.com
そんな研究もあり、説得的だ。
イースター島の文明を崩壊させたのは、どうやら西洋人のようだ。