サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

学校内に参院選の解説ポスターを貼ったら‥‥

 ちょっと前のニュースです。
 17才の女子高校生が校内に参院選の解説ポスターを貼った。内容は政党に触れておらず、選挙の仕組みを書いただけ。
 学校側から参院選の言葉が入っているから政治活動で、校則違反と言われ剥がすように言われた。
 さて、あなたが高校生17才だったらどうするか?
 似たようなことは、政治にかかわらず、職場でもいろいろあるでしょう。
 そんな場合、みなさんどうしていますか?
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 女子高校生は納得がいかず、それらの経過をSNSに投稿。
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www.youtube.com
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 話題になったあげく、以下のような顛末に。
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kahoku.news
news.yahoo.co.jp
www.authense.jp
www.asahi.com
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 やはり、SNSに投稿し、社会の話題になった事が大きいですね。
 女子高校生さん、おそらく自分でも調べただろうし、友達にも相談しただろうし、たぶん親にも。
 学校側からの指示で、あと何もしなかったら、ちょっとしたことも、禁止事項となってしまう。のびのびできない自由が制限される社会になってしまいます。
 エライね、女子高生。みなさん、このニュースをもっと知ってほしい。勇気をもってほしい。
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 そもそも選挙中に政治活動が制限されている法律がおかしい。昔は制限されていなかった。
 高校生に政治活動が禁止されているのも、本来おかしい。
 多くの先進国では、教師の地位利用は禁止されているが、政治的な議論は自由にのびのびやっている。
 他に、おかしなおかし公選法(拘束選挙法)がまかり通っていて、メディアも報道ず、多くの記者さんも気づいていない。
 表現の自由や政治活動の制限は、現状維持を求める政権党に有利に作用し、全く公平ではない。
 だから無関心、あきらめ、政治や社会運動忌避感、低投票率は、支配側の政権党が緩慢に長期にすすめている。