サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「政治とカネ」と供託カネ

 都知事選に出馬した元航空幕僚長田母神俊雄氏の事務所が、東京地検特捜部によって、横領容疑で家宅捜索された。田母神氏の「政治とカネ」、選挙で支持したたくさんの人はどう思っているだろうか?
 「政治とカネ」と言えば「供託カネ」。
 これ高いです。今回の知事選、夏の参院選は、出るだけで300万円も必要だ。
 300万円まず持っていないと立候補ができない。
 供託なので戻ってくるが条件がある。有効票の1/10以上の得票でいないと没収される。 年々高くしているのはなぜ?(表はウィキペディアより) 

 各国の供託金は、いかほど?
 ネットで検索してみると(正確でないまもしれない)
イギリス⇒約9万円 カナダ⇒約7万円 韓国⇒約150万円
オーストラリア上院⇒約2万5千円 インド⇒約2万5千円 ニュージーランド …約1万5千円
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなどには選挙の供託金制度がない。
フランスは約2万円の供託金が批判をうけ1995年に廃止。
 言いたいのは、選挙制度は、強者⇒政権党、現職に有利に、政権党が中心に法律をつくっている。
 スポーツで言えば、勝った方がルールを決められるカンジ。
 高すぎる日本の「供託カネ」制度は、立候補を制限し、得票が少ない人からカネのまきあげる「政治へのカネ」である。
 問題なのは。この政権党に有利は公選法の深刻な問題点がほとんど報道されていないことだ。大手メディアも強者に分類? かもね。
 でも記者は違うでしょう、記者によっては…。それでも記者からも聞いたことがない。