参院選は、特に参政党が大躍進し、自公、共産党も大きく後退した。
有権者が、このような選択した理由はなんなのか? 考察を深めている。
まず第一に、投票率。
投票率が58.51%で、前回2022年の参院選の52.05%から6.46ポイントに上昇した。
熊本県では、なんと約1割も伸びた。
ずっと低迷してきた有権者の投票が増えたのは良いことだ。
しかも、初めて選挙行った、久しぶりに行った人も多い。
特に若い人が選挙に初めて行った。
思いが通じてよかったと、満足しているかもしれない。
だが有権者が選挙よって、より良い選択をしたとは限らない。
なぜなら日本の政治は、そんな選択で、ずっとずっと悪くなってきたから。
思い起こせば、自民政治への不満から細川・日本新党が多くの国民の支持を集め躍進し、政権交代を果たした。
作られた法律は、小選挙区制と政党助成金。
その後、政権交代は1回しかなく、安倍政権の時のような官邸主導の自民党政治が続き、現在のような衰退した日本に至っている。
小泉テレビ劇場がそうだった。
郵政選挙で国民は、仕掛けられた刺客対決を面白がり、テレビ局は視聴率を稼いだ。
小泉政権が行った政治は、派遣労働の規制緩和、非正規労働の拡大で、「派遣切り」が横行、貧困と格差が広がった。
また狙い通りに、外資のアフラックなど保険会社が日本に進出してきた。
橋下徹劇場の時も思い出してほしい。維新劇場、橋下人気もすさまじかった。
小泉はメディアを利用したが、橋下はメディアとの対決を利用し、国民は面白がった。
新自由主義を進めて、社会保障を切りすて、公務労働を派遣労働に置き換え、竹中平蔵が率いる人材派遣会社パソナに大きな利益をもたらした。
対立を煽って人気を博した橋下氏は、大阪都構想で失敗、政治家は引退したが、維新の会は、カジノ誘致に大阪万博を利用、多大な税金をつぎ込んでいる。
さて、参政党ブーム、広がるのか?しぼむのか? 国民の動向を注目したい。

(写真:和田の波止場と通じ島です。よく見れば奥に雲仙が見えます)
日本では意外と、投票率が上がると、政治が悪くなり、国民の暮らしも悪くなる過去がある。これでは、選挙に期待できず、また政治離れが起き、投票率は下がる。
国民が政治に参加し、選挙でより良い判断を示し、結果、より良い政治が実現し、国民の暮らしも良くなり、民主主義の効果を体験し、さらに社会が良くなる、こんな流れにいかないものかなぁ?
過去との比較、政党、政治家、政権の過去のからの実績をしっかり見極める目を持てば、より良い政治家、政党を選び、育てる事ができるだろうに。
それは、主権者が主権者となる自覚と行動から始まると思う。
一生に一度、家を建てたり、やっとかっとで、車を買い替える場合などは、もっと過去を振りかえり、あれやこれやと慎重に決断すると思うのだが‥‥。
いつになったら? めざとい「新商品」に、CMに飛びつくクセから抜け出せるのだろうか?