70%の薬を自国製造できる小国って?
キューバです。
そして医療費は無料。
キューバの新型コロナの感染者は、4/2現在で7万8000人程。死者数は431人だそうだ。
経済的に豊かでないのにワクチン開発も進め、現在、臨床試験をしている。
ワクチンを製造している多国籍企業が先進国に独占的に販売しているが、途上国からはキューバのコロナワクチンに期待が高まっているという。(食べ物通信5月号から紹介・引用)
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お隣の米国は、ファイザー社がいち早くコロナワクチンを開発し、世界中で使用されている。米国は世界一の経済大国だが、医療費は高く、高い保険にかたっていないと医療も受けられない国民も多い、そんな「民主主義」国家。
一方キューバは、「独裁国家」となっているが、医療費は無料になっていて、人々はのんびり楽天的に暮らしているようだ。
米国からの経済封鎖もあり経済的には苦しいし、国民の生活も厳しいだろう。
環境負荷は? もちろん米国が主導して地球環境を破壊してきた。キューバは、つつましい暮らしのおかげで環境負荷は小さい。
米国型「民主主義国家」とキューバ型「独裁国家」、どっちがどう?よくて、どっちがどう?悪いのか、わからないなー。
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一ついえることは、米国の民主主義は、「国内型」ということだろう。
ベトナム、イラク戦争など、他国民を爆撃し、侵略し、殺戮する。対外的には、軍国主義国家であることは間違いない。国内では、「民主主義」で国民を扇動し、兵士を動員し、加害者・(被害者)に仕立てあげる。(写真-ウィキペディア)
食べもの通信 N.602(2021 4月号)―心と体と社会の健康を高める食生活
- 作者:家庭栄養研究会
- 発売日: 2021/03/01
- メディア: 単行本