この本は、グレタさんの母親が(夫と娘2人と)書いた本だ。
その人マレリーナ・エルンマンは、スウェーデンのオペラ歌手。環境問題をきっかけとしたグレタさんのアスペルガー症候群、妹ベアタも不安定になり、病気と悪戦苦闘する夫婦の体験が書き出しになっている。
何が正常で、どっちが病気か分からない。子どもが〝王様は裸だ″と声を上げるまで、裸の王様は正常とされていた。
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発端は授業だったようだ。世界中の海に浮遊する大量のごみにかんする映画を見たことからはじまった。グレタさんは映画を見ながら泣き続けた。それ以来、食べ物が食べられなくなった。子どもが食べなくなる事態、やせていく姿、親は途方に暮れる長い年月。苦しかっただろう。
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気候変動、地球システムの攪乱、今、七転八倒の苦しみだが、人々は〝地球は美しい“としか、語っていない。
では、また明日。
- 作者:マレーナ・エルンマン,グレタ・トゥーンベリ
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2019/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)