カミさんが購読している「たべもの通信」1月号。
人類学者の山極壽一さんのインタビューが載っている。
人類の進化の中で食べ物の営みの意味は?
「わざわざ食べ物を運んできてみんなと一緒にそれを分け合って食べること」は、人間だけが作り上げたユニークな行動、ということのようです。
他人が持ってきた食べ物を食べる事は、他人を信用し、仲間に依存するという事…。 なるほど。
ところが現代社会は、個食だったり、食卓の時もスマホをいじっている事が多く、相手より機械を重視する事も少なくない…。
山極さんは「食の工業化をやめ、互いの情緒を確かめ合えるような食卓を工夫すべき」とかあります。
資本主義が人間の欲望を煽るのでなかなか変えられない…。なので、
「食卓の機会を多くとり、共同で子育てをし、キャンプやスポーツなど体を動かしてつながり、認め合う、共同作業をたくさんすること」、と山極さんは言う。なるほど。
食べもの通信 No.569(2018 7月号―心と体と社会の健康を高める食生活 特集:柔軟剤 消臭スプレー 「香害」で体調不良が急増!
- 作者: 家庭栄養研究会
- 出版社/メーカー: 食べもの通信社
- 発売日: 2018/07/01
- メディア: 単行本
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と言う事で今日は、あまり物の白菜・食べ物を分かち合うために、集まりました。