昨日、裁判の事をカミさんが書いたので、ついでに今日も。
日本の裁判官にも良心と憲法に従った勇気ある判決もある。
だが、米軍関連、原発関連などを中心に、政府に意に反する判決はことごとく住民の願いが退けられる事態にある。
沖縄の辺野古新基地建設をめぐる司法の現状は、凍るような冷たいものだ。
高裁判決は、政府の政策をそのままコピーしたような判決内容だし、最高裁は弁論も開かずあっけなくそれを認め確定させた。
司法が政府に屈し、憲法よりも対米従属の安保・地位協定を優先させた格好だ。
これは沖縄問題ではなく、日本全国の問題。国家権力が暴走し、司法が追随すれば次に不当な扱いwを受けるのは、あなたたちであり私たちだ。
過去ブログご覧下さい⇒日米合同委員会―法務省大臣官房長⇒検事総長
黒い巨塔 最高裁判所―瀬木比呂志著 砂川裁判と日米密約交渉
司法の対米従属の構図は、田中耕太郎最高裁長官が作り上げた。
同じ敗戦国のドイツと日本、司法はこうもちがう。日本の異常がわからない。
前に観た「日独裁判官物語」映画を紹介します。目からウロコ、3枚ほど