今年の12月8日は、真珠湾攻撃の報道は極めて少なかった。
アベ総理がハワイを訪れ、明日、真珠湾を訪れオバマ米大統領と会うという、と大きく報道される。
訪問は良いことではないが、この際、国民としては歴史の真実を見定める事が大事だろう。
奇襲攻撃、これは作戦のうち、という人もいるかもしれない。はめられたという人もいる。
いずれにしても、
油断している相手に、後ろからたたくというのは卑怯な行為だ。
正面からいけば勝てないので、「だまし討ち」という事だろう。
普通、そんな国に愛国心は持てない。
だが、そんな過去を反省し、どこの国とも戦争をしないと決意し、行動する国は尊敬に値する。
そして、そんな国は自然にできるものでも、誰かが与えてくれるものでもない。
主権者国民、自らが普段の努力でつくりあげるものだ。
中国侵略戦争の泥沼から抜け出すため、資源を東南アジアの侵略に活路を見出すの奇策が対米戦争で、その奇策が真珠湾の奇襲攻撃だ。
さて、明日、主従の関係にある米日が何を話すのか? アベ首相、侵略した国に対しては歴史修正主義、負けたの米国に対しては素直に従順に、かな。
広島⇒ 真珠湾 と来た⇒ 次は 南京⇒ そして⇒ ⇒ と 行くべきだろう。
アジア・太平洋戦争開戦への道