
- 作者: 青木理
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 新書
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今の極右的な運動を進めている日本会議の幹部は、60〜70年代の「成長の家」学生運動のメンバーが中心で、いわば下からの運動をずっと行ってきているようです。
それが安倍政権の上からの圧力を一体になって、今がチャンスとばかりに、憲法「改悪」へ勢いをつけているところです。
でも、今の「生長の家」は政治活動はしないようで、「安保法制」に反対するなど、どちらかと言えば安倍政権に批判的です。
で、“炭素ゼロ運動”など環境問題に取り組んだりしている事などは、環境派の私としては大賛成です。
自然への畏敬の念などを大切にする心は、実際に自然や地球環境を大切にすることによると思うので、その実践をしているように思えます。こういった考えは、現在の天皇の思いと一致しているとも思えます。
その点で環境破壊の開発や、原発や温暖化に異を唱えない保守や右翼は、まやかしに思えて仕方がありません。
なぜ、「成長の家」の運動が変化したのか?
またなぜ?、日本会議の中心メンバーが戦前回帰、復古調を強め、現在の象徴天皇の意に逆らおうとするのか? ますますわからなくなってきました。