いろいろと物議をかもしだしているフィリピンのドゥテルテ大統領が日本に来ている。
相変わらず、妄言なのか暴言なのか、確信発言のか?
話題を作り出し、メディアを引き付けて報道させている。
今や、世界では、日本の首相よりも名前を知られているかもしれない。
私としては、いちいち反応しないで無視し、実際の行動に対してだけ対応すればいいと思う。相手と同じレベルに陥る必要はない。
政治的な発言はともかく、個人を中傷するような発言は、その人の人格からくるものなので、放っておくしかないでしょう。
喝采をおくる人がいるのも自由だ。毒舌タレントに拍手をする人の多いし、人を小馬鹿にするテレビ番組を見て喜ぶ日本人も多い。
メディアが稼ぎ時なのはわかる。だが視聴者つきあう必要はない。
ドゥテルテ大統領から「売春婦の息子」と言われたオバマ大統領、別に会う機会に時、ひとこと謝ろうとしたドゥテルテ大統領に、「私の部下と話してくれ」と言われ軽くあしらわれたそうだ。
ドゥテルテ大統領は激怒したようだが、オバマ大統領が一枚も二枚も上手だ。その後の彼の発言は、どんなに過激でも「犬の遠吠え」という事になるだろう。
だいたい売春婦の子どもだろうと誰の子どもだろいと、その人自身がちゃんとしているなら、なんの問題もない。
ただドゥテルテ氏は、日本での講演で、「独立した外交政策を行うことを宣言する。外国軍は出ていってほしい」と述べたようで、これはあまりにも普通のこと、率直に耳を傾けることだ。