立野ダム 計画続行するの?
一帯え土砂崩れ・周辺に活断層 安全性に疑問の声
今日の「朝日」の記事です。「毎日」につづき良い記事なので紹介します。
「工事用道路の土砂を取り除いた後、空中写真の判読で地形のずれを調べ、岩盤も改めて調べる方針」で、「(国交省)板井課長は『今回の地震を調査対象に加えて安全性を確認し、本体着工について再度検討する」と書いています。
まずは当然です。地震であれほどの断層に土砂崩れ、ここにダムを造っていいか? 専門的な調査による検証が必要です。
記事は「立野ダムによらない会」のダム中止の国交省要請や学者、研究者らの危険性の指摘も紹介しています。
地元紙の「熊日」こそ、この問題を調べて報道してほしいし、テレビでも報道してほしい。
今日の共産党の田村貴昭衆院議員の国会質問も、
短い時間ですが鋭く追及しています。
ごらんください。
(立野ダム問題は途中から)
私が撮った写真を一枚載せておきます。
手前のコンクリ割れの先は、奥のアスファルトの割れ、その先はダムの工事現場の大崩落地帯、その向こう側が立野ダムの本体建設予定地です。断層はダムサイトのちょうど真下かはわかりませんが、近くである事は間違いありません。今回、震度7が立て続けでした。想定外の事が起こるるのが自然です。
ダムサイト予定地とだいたい同じ方向のアスファルトの地割れ。国土地理院の熊本地震亀裂資料