サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

熊本地震と立野ダム−緊急学習会

 熊本地震と立野ダムのテーマで緊急学習会を行います。
 前にも書きましたが、これがダム完成後の試験湛水時、又は豪雨でダムに上限まで水がたまった状態で今回のような地震が起こっていたら?どうなったことだろうと空恐ろしくなります。
 チラシの写真右側の長陽大橋につづく道路は、私も現地の写真を撮ってきましたが断層による亀裂と思われます。
 こんな状態でも国交省はダムをつくると表明しています。しかしダム湖状態の時に、この部分が地震や豪雨で崩れ、ダム湖になだれ込んだら、下流域は大きな参事に見舞われると思います。
 また断層は、阿蘇市の方へとカルデラを突き切っており、これまでの国交省の調査は不十分だったと言えます。ダムは断層の上や近傍には造らないとされており、学術団体や国交省自身による厳密な調査がされ、断層がないことが確認されるまでは、工事は中止する必要があります。国土地理院の熊本地震亀裂資料

 学習会当日は、「ダムによらない会」のメンバーが撮った現場の写真を使ってのリアルな説明があります。また火山物理学者の須藤靖明さんの講演も楽しみです。どうぞ多数ご参加下さい。