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システム化された自民党・官邸のメディアコントロールが絶妙です。
さて、
昨日来の北朝鮮のミサイルロケット実験報道は、いくらなんでも騒ぎすぎでしょう。
狙いは、国民の恐怖心をあおり、国防意識を高めようとするものです。
東京新聞記者の半田滋さんのフェイスブックを以下に引用します。
「安倍政権は2013年1月、韓国が打ち上げた人工衛星「羅老3号ロケット」が北朝鮮の弾道ミサイルに近い軌道を通り、沖縄の南西諸島上空を通過することを知りながら、打ち上げ失敗に備えた破壊措置命令を出しませんでした。韓国は3号ロケットを09年8月の1号、10年6月の2号に続いて韓国南部の「羅老宇宙センター」から発射しました。過去二回はいずれも軌道投入に失敗、1号の破片はオーストラリアに落下したとされます。落下の危険は北朝鮮のミサイルであれ、韓国のロケットであれ、変わりないはず。しかし、北朝鮮に対しては毎回、破壊措置命令を出し、国挙げて大騒ぎするのに、韓国に対しては毎回、沈黙するから多くの日本人はロケット発射があったことさえ知りません。北朝鮮を警戒するのは理解できますが、『ダブルスタンダード』が過ぎないでしょうか」です。いかがでしょう。
結局、大気圏再突入ではなく、地球の軌道を回っているようだ。
ほかにも→「北朝鮮ミサイル発射」という”大本営発表”
さて、
メディアコントロールの完璧は、甘利大臣辞任劇でしょう。
菓子折り現金もらった閣僚の重大な疑惑なのに、辞任劇で安倍内閣の支持率が上がるなんて…。世界の笑いものでしょう。
これは官邸「コミ戦」の采配の賜物でしょう。未熟なのは、主権者のリテラシーです。
ですが、嘆いてもしょうがない。「読み」「書き」の書き手として、私も微力を尽くします。