久しぶりに本屋に立ち寄ってきた。あいかわらず週刊誌、月刊誌による、「朝日」叩きがつづいている。
日本軍慰安婦問題、吉田調書問題に続き、私も、とりあえず2つばかり、検証して誤りを認めてほしい事がある。
いいでしょうか「朝日」さん。
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その第①は、消費税増税の論陣を張ったことです。
2年前、野田民主党政権の時、自民党、公明党の3党で、8%→10%増税を決めました。その時の大手メディアの一致した増税キャンペーンはすさまじかった。「朝日」スタンスは「読売」と少しは違ったけど、増税キャンペーンは同じでした。
その結果、当時、私が指摘したとおり、財政規律は乱れ、ますます借金が増えてしまった。社会保障には使われず、悪くなるばかり。経済指標は落ち込み、庶民の暮らしはわるくなるばかり。さらに大企業の法人税減税まで進み、これまの繰り返し。ぜひ、検証してほしい。
特に、消費税=生活費への増税を行いながら、新聞への低減税率を主張するなど、恥を知らない態度は、撤回してほしい。
その②は、安倍さんらとの飲み食いです。
ダメでしょうこれ…。権力監視がメディアの仕事なのに、メディア幹部が政権当事者・安倍総理らとと飲み食い…、これは説明不要でしょう。
これを明確に反省して、他のメディアにも「飲み食い禁止」を呼びかけて下さい。国民は拍手喝采です。
とりあえず、この2つの誤りをキチンと認めれば、「さすが『朝日』」となること請け合いです。
「読売」「サンケイ」など、権力メディアは、ずっと権力に寄り添うことで拡大していくでしょうから、国民には、違いがはっきりわかります。
いかでしょう?「朝日」さん。戦前の歴史、あの時、曲がり角を曲がってしまったあの教訓、今こそ思い起こし、学ぶべきでしょう。