ジャーナリストの堤未果さん、本は1冊しか読んでいませんが、なかなかおもしろいです。いつか紹介します。
今日は、彼女が担当しているラジオ番組(動画)を紹介しています。
上村雄彦横浜市立大学教授を招いて「グローバルタックス」についてインタビューしています。税金に興味がある方、ぜひ聞いて下さい。
いろいろな目的税があり、なかなかおもしろい。
地球炭素税⇒ 聞いたことがあるでしょう。CO2など地球環境に影響するものに課税する。もちろん地球環境をよくするために使います。
金融取引税⇒ 今や1秒間に1000以上の金融取引があるそうです。この1回の取引に、たとえば0・01%など、わずかな税率をかける。これでマネーゲームを抑制しながら税収を得ることができる。資産家やグローバル企業は、タックスヘイブンで2100〜3000兆円も税金逃れをしているらしいから、これぐらいは直ぐに必要です。
武器取引税⇒ 武器を取り引きに課税し、そのお金は紛争解決など平和目的に使う。
プルトニューム税⇒ これ、私、初めて聞きました。プルトニュウムを持っている国や企業に課税します。これは放射性廃棄物の解決などに使う。核兵器に税金をかけられるし、原発にもかかる。いかがでしょう。
航空券連帯税は、実際あるそうです。飛行機に乗る人に課税する。フランスから始まり、韓国など10カ国に広がっている。韓国では500円ほどの航空券連帯税をとっているようだ。連帯する税のお金は、途上国のエイズ治療などに充てられ、多くの人を助けている。
どうでしょう安倍総理。消費税増税やめて、こんな税金を導入したら。金融取引税は、そうとうな税収になりますよ。利益に税金をかけ、金を持っている人から税金をとる、税金のありかたからして極めて正しい制度です。
私も一つ新しい税金を考えてみました。
外国軍事基地税⇒ 外国に軍事基地を置き、軍隊を駐留する国に税金をかける。そのお金は、基地のある国に払うのでは、各地の紛争解決のために使う。日本から世界から基地をなくし、戦争を防止するために役立つと思う。