サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

マニング上等兵−正しい事がむくわれるよう

今日の「熊日」。
 ウイキリークスに「機密」情報を流したマニング上等兵に、米国の軍法会議は35年の禁固刑を言い渡した。
 マニング氏はスパイ活動取締法違反など20の罪が有罪とされた。隠されていた真実を国民に知らせた勇気ある告発だった。全く不当と思う。
 衝撃的だったのは、米軍のヘリが記者など民間人を銃撃して殺害している映像だ。映像はなくても他にもたくさんあっただろう。マニング氏が正義のためにリークしなければ、真実は知らされないまま、犯罪が続いていた。
 イラク戦争そもものが、「大量破壊兵器」が隠されていると決めつけ、それが米国に使われるかもしれないと、言わば「自衛権」の発動で、使われる前にやっつけてしまうとう屁理屈。ホントの目的は石油と兵器消化でしょう。
 イラク戦争でどれほどの破壊がもたらされ、罪の無い民間人がどれほど殺されたのか。米英などの侵略戦争の犯罪は、断罪されておらず、弁済もされてれていない。
 軍と国家の本質が如実に表れている。事実も犯罪も隠す。批判や抵抗は許さない。判断は上がやり、下は命令に従うだけ。
 スノーデン氏の情報を報道し続けたきたイギリスのガーディアン紙に、英政府からデーターの破壊か返還を法律を根拠に迫られ、ハードディスクを破壊に応じたことを編集長のアラン・ラスブリッジャー氏が明らかにした。
 いわゆるテロにかかわる情報も盗むだろうが、それ以外の個人情報、反体制や政府批判、平和運動市民運動、企業情報ほか、知られずに入手できるシステム。
 これらの国家犯罪に対して、もっと国際的な批判が高まるべきと思う。国家の本質は、強者の利益の代弁者、弱者は切り捨てされ犠牲にさせられる。
 国家犯罪に立ち向かい、勇気をもって明らかにする人たちを保護する必要がある。
 なお日本では、国家秘密保護法が秋の臨時国会に提出されようとしている。なんでも国家秘密にしてして、犯罪者をつくりだせる。そうなったら、モノもいえない、北朝鮮のような、戦前日本のような国になってしまう。そうならないように、世論喚起が必要だ。