私は、自民党の改憲草案にばかりに気をとられていましたが、「解釈改憲」の問題も重大になってきました。
「集団的自衛権」の容認です。
どうやら安倍総理が来月、オバマ大統領と合う際に、コレ、表明するようです。
解釈しだいで、憲法を変えるなんて、国語をないがしろにするのも甚だしい。それでも日本人か? だいたい、国民に説明せんで、外国の大統領に表明するなんて、逆立ちでしょう。ったく。
これまで、その解釈はできなかったでしょう、内閣法制局の答弁は…。なんで総理大臣が変わっただけでそれができるのか? 学者やメディアはもっともっと追及すべきです。
次に、「秘密保全法」=「国家機密法」です。これも成立させようとしている。
どうやら安倍総理は、中国や北朝鮮のような日本を目指しているようだ。
こんな法律を一旦、通したら「あれも国家秘密」「これも秘密」と、時の権力者に都合の悪いものは何でも「国家秘密」にする。
それを明らかにしようとするものを、警察が勝手に判断して逮捕・投獄する。そんな世の中になる。
そして憲法が変えられたら、裁判に訴えても合憲となる。
そんな社会になったら、日本国民が自力で憲法を元に変え、まともな社会にする事ができるだろうか?
ヨーロッパは、ファシズムに対してレジスタンス運動が少なくない力を発揮し、戦後の改革のベースになった。しかし日本は米国に打ち負かされるまで、自力では改革できなかった。
今の憲法のかけがえのない価値をもっと知るべきだ。歴史を振り返り、改憲も国家機密法も許してはならない。