サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

阪田元内閣法制局長官の参院予算委での公述

  STAP細胞の小保方氏が、博士論文とり下げの意向のようです。
 えらい科学者がそろって調べたはずなのに、すんなり通って、なんでこんな問題が起こるのでしょうか? 一般人の私にはわかりません。
 NHKの会長さんも経営委員さんも、えらい人たちのはずなのに、問題発言を繰り返しています。また、内閣法制局長官の小松氏も、委員会で注意されたり、謝ったり、怒ったり、テレビニュースを見てもワケがわかりません。
 任命権者の安倍総理が、異例の人事で法の番人に、横滑りさせた狙いが破綻しつつあると言うことでしょう。集団的自衛権の容認のために、同じ政権党の歴代自民党政府の解釈を変えようとしての事です。
 阪田元内閣法制局長官参院予算委での公述です。

 解釈で間に合うなら、憲法も法律も、変える必要はありません。籾井NHK会長のように「右といわれたら左と言えない」のように、総理大臣が「今日から○○は、▲×と、解釈します」と法制局長官に言わせればいいのですから。
 これについては、まじめな改憲派こそ、怒るべきでしょう。いっしょう懸命やってきたはずの名文改憲の努力は必要なくなるのですから。
 安倍総理に習って、次の新しい内閣が、「やはり集団的自衛権は認められません」と解釈を戻す事もできます。日本語って、なんなのでしょうね?

 派遣切りにあう人も、消費税増税を前に廃業せざるを得なくなる人も、「自己責任」として、容赦ない指弾を受ける国民。エライ人たちは、特別な階層の人たちのようです。釈明、個人的発言でした、撤回します、で済みます。
 で、済ませたらいかん