サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

鳩山元首相を少しだけ「擁護」

[:W250:left]  沖縄返還から40年を迎えました。昨日は、テレビでも盛んに報道しました。その中で鳩山元首相の普天間基地の「最低でも県外移設」発言があり、この問題の経緯について、テレビで鳩山元首相を批判し揶揄するコメントが非常に多かった。しかし、ここには、ごまかしがある。
 普天間基地問題の構図をしっかりみる必要がある。グループ分けすると。
Aグループ⇒ 沖縄の多くの人たちが県外・国外移転を求め、これに賛同する人たち。鳩山さんはこのグループに、一応いろいろあっても所属している。鳩山さんがそれを貫けなかった事を批判した。 私たちは日本共産党は、さらに立場が鮮明な無条件移設(国外)を求める。アメリカにものを言える。
Bグループ⇒ 県内へ移設しかないと思い、基地たらいまわしで沖縄に我慢を押しつける人、政治家。 鳩山さんへの批判は、県外・国外移転はダメで県内・辺野古しかないとする立場。これは沖縄以外のほとんどの大手新聞テレビがこの立場で、その立場のコメンテーターしか登場しない。
[産経抄] ←親米・基地を押しつけの立場。
 政党でも、共産党社民党以外は、この立場で、自民党が求め、民主党も引き継ぎ、財界と官僚がすすめている。強く求めているアメリカの従うもの。
 そもそも外国の軍事基地を、国内に何十年も置いておく異常に感覚が麻痺している。そんな従属は、国際的にも稀。平和と安全保障のために、軍事同盟(安保)か平和友好条約がよいか?だ。
 新聞では「読売」を先頭に、勝手に戦争をしかけてアメリカに負けた人たちが、勝ったアメリカにおとなしく従い、正当な文句も言えない恥ずべき事態。原発と同じで、従属を振りまくのは、支配に組み込まれた大手メディアです。そんな構図を見破るよう主権者のメディアリテラシーが高まってほしい。
 ウチの庭のグミの実が赤くなり始めました。そろそろ食べごろです。
いっぱいあります。欲しい方はどうぞ。