サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

駐輪場の有料化に問題あり

 熊本市は、5月23日から駐輪場を有料化します。自転車族としては、無関心でいられず、小雨気味でしたが、市民連や市議団のみなさんと、現場をみてまわりました。
 最初の驚きは、「さよなら原発」の集会場だった白川公園の長い駐輪場が取り払われる話しだ。公園にやって来るのに自転車を止めることができない。
 これまで止められた場所に止めると「放置自転車」として撤去の憂き目にあう。
 代わりの駐輪場は近くにない。3号線をまたいだ場所にある駐輪場から白川公園(右奥の木々)をみた写真がこれ。
 最初の2時間が無料だが、その後100円とられる。毎日となると結構な金額になるし、中高生にとっては大問題だ。
 ここは花畑派出所前。現在は広い歩道にラックが置かれ、自転車が並んでいるが、ラックが撤去され駐輪場がなくなる。他にも同じような駐輪場が撤去される。
 収入は減るのに、国保が上がり介護保険料があがり、駐輪場まで有料化されお金取られる。中高生含む自転車族の反発を期待したい。
 一方、、交通センターあたりの開発がもくろまれる。大型の国際会議場の建設が予定され莫大な税金が使われる。中心市街地の活性化が目的なのに、自転車を締め出すまったく矛盾した話しだ。
 条例が決まって進められているが、せめて、歩道ラックの駐輪場は、無料のまま残してほしい。新たな費用がいらないし、撤去費用の何千万円のカネも使わんですむ。
 ●なす議員のブログを参照     ●なすブログ