昨日の「読売」です。
自衛隊が米軍を共同して、地対艦ミサイルの発射訓練をした事が書いある。
陸自の「12式地対艦誘導弾」をハワイに運んで、海自のP3Cと米軍の無人偵察機が目標の位置情報を共有し、4発を発射して90キロ離れた米軍の退役艦に発射し、命中させた。
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地対艦ミサイルの配備は、宮古島など沖縄・南西諸島に配備される計画。
「中国艦艇へのけん制効果」「中国艦艇を危険にさらすことができるという強い警告になる」などが目的とされる。
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当然、相手国は、より強力な対抗策をとるだろう。そして配備される地上は、相手の攻撃目標となる。
日本の自衛隊の対艦ミサイル配備の目的は、南西諸島の公海を通り、外洋にでようとする中国艦船を攻撃するためだ。なんのために? どんな状況の時に?
米軍しだいです。自衛隊は、米軍の指揮の下に動く。その指揮系統の下で訓練もしている。
良く使われる「抑止力」は、便利な言葉。相手国が邪な国で、攻撃してくる可能性を強く示唆する。そして相手国にも、「抑止力」がある事は無視する。自分は絶えず正しく、相手は何をするか分からないとの前提にたる。