親愛なる私のブログ読者のみなさん。
今日は、お願いがあります。
ぜひ、映画「少年H」を見てみてほしいと思います。
映画としてもわかりやすく非常に良かったのです。 憲法を変えようする今のご時勢、過去、日本がどんな道をたどって現在に至っているのか?あらためて理解できる映画です。
あとから振り返ったとしたら、ひょっとしたら現在は、「少年H」が生まれた頃に、なるのかもしれません。今は、分かれ道です。そうならないように。
映画の中で、自分が少年Hだったら、父親だったら、近所の人や学校の先生だったら、どうしたのか?いろいろ考えてみました。
それぞれに問うてみるのもいいと思います。まわりと話し合ってもみてもいいと思います。
少年Hの父親、いいですね。私は、とてもあんな風には、なれそうにありません。
背景は神戸です。外国人が多かった。洋服屋さんとして外国人と接した事が大きかったと思います。父親が知ったことも、考え方も、当時の日本人に比べれば、世界に通じ、現在にも通じていたのだと思います。
「少年H」−現在もいます。その父親も母親も、回りの人も、今の時代に直面しています。
いい映画なのに、観客が少なかったのです。ぜひ、家族や仲間と観てほしい映画です。カクサンしてほしいと思います。原作も読んでほしいです。
妹尾一家は幸運でした。しかし、亡くなった人がいる家族も多い。アジアの各地では、日本軍の侵略で犠牲になった家族がはるかに多い。それを知り、どんなだったか?想像すべきでしょう。
さらに戦争遂行を遂行する側にいて、安全地帯にいた人たち、その末裔についても。
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