サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

阿蘇の玄関口にダムはいらん

 生活保護費は削る、消費税は上げるなど、庶民には負担増ばかり押し付けながら、貴重な血税でダムを造ろうとしている。
 場所も、日本が熊本が世界に誇る阿蘇の玄関口だ。世界遺産ジオパークに登録しようとしているのに、まるで反対の事をしている。
 まだ全国放送されていない、阿蘇の立野ダム問題。日本中の人が知ったらどう思うだろう? さらに世界の人たちが知ったら?どう思うだろう。
 まだ知られていない阿蘇の立野ダムについて、学習会を行います。ぜひ、ご参加くださいマシ。
 そもそも、立野ダムをつくる事をあてにして、白川の治水対策がされなかった。昨年7月の水害が起きて、いま慌てて工事を急いでいる。そのほかにも問題が多い。
 ①治水対策が理由だが、穴が空いているダムで、様々な豪雨に対応できるか?ギモン。穴が詰まったら? そもそも火山地帯で地盤は大丈夫? 活断層もあるし…など。
 左岸側は大津町で北向谷の原生林が生い茂っている。新緑も紅葉も、美しい自然が台無しになる。白川だって濁りでどうなるのか?アユ、
 観光地阿蘇に、90メートルのコンクリートのダム… 幻滅!
 こんなダムにカネも1000億円近く使おうとする。さらに膨らむ危険性も大きい。自公政権の税金のムダづかいだ。
 来年度の予算がつくので本体工事にはいるだろう。水を迂回させる仮排水路の建設を急ぐのだろう。早く多くの人に、阿蘇の立野ダム問題を知ってほしい。