昨日、「いのちとくらしを守る熊本ネットワーク」の総会があり、15分間のプレゼンを行いました。
わたしなんぞが呼ばれることはほとんどない事ですが、「立野ダムによらない自然を生活を守る会」のスタッフとしてダムの問題点を(個人)報告しました。
大地震が起きて、活断層が近くをはしる立野ダム建設の崩壊現場、「穴あきダム」の穴詰まりの危険性などを話しました。(準備不足でイマイチ、時間オーバー?)
特に南阿蘇村が、立野駅の付近に立野ダムが見える観光施設を作ろうと決めた復興計画の問題点を税金の無駄づかいの観点から批判しました。今後かかるダム建設の費用は500億円、それをかなりオーバーするはず。そんな金があるなら、南阿蘇鉄道の復旧、被災者支援の拡大、山崩れなどの危険箇所の改修に使うべきと話しました。
世界の阿蘇の玄関口にコンクリートダム、阿蘇の自然と景観がぶち壊し、観光に大きなマイナスです。
阿蘇ジオパークのジオサイトのひとつとして、現状を残して自然の営み、粒状節理などを観光資源として開発する方が、ダムなんかよりよほど良い。
南阿蘇村は今月26日、村長選と村議選があります。これが大きな争点になるべきだと思います。