阿蘇峡谷ジオサイト
昨日、南阿蘇ガイドクラブ主催の立野峡谷、長陽大橋の散策に行ってきました。あいにくの雨模様。
新しい道路ができて景観が大きく変わっていました、ショックだったのは下の写真です。
阿蘇ジオサイトの大事な一つの立野峡谷の柱状節理が無残にも削り取られていました。
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ジオサイト破壊のこんな看板まで公然と展示しています。国交省です。
元は写真のような美しく珍しく、カルデラの切れ目--ジオ・大地の営みを感じさせるものです。
柱状節理が切れて落ちると下のように積もります。電柱ぐらいの石柱です。状節理が落ちるという場所は、全国でもめずらしい場所のはずです。
いつか、柱状節理が、「ドッスーン!」と、落ちてくるシーンに出会いたいと思っていましたが、もうかないません。
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様々の地質時代の溶岩が流れ、違った柱状節理を見られる貴重な場所だった…のに。
もう一つのジオサイト・柱状節理-立野渓谷破壊が立野ダム建設です。
下はダム本体の建設現場です。
右岸は長い柱状節理がつづいています。ここを左・右・下 掘削してコンクリートを高さ90メートル打ち込みます。
これ以上の自然破壊はやめてくれ。
世論が運動がカギです。10月28日に森都心で集会を開きます。またお知らせします。
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テレ朝
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