今週の日曜版に元空将補の林吉永さんがインタビューに答えていて、航空自衛隊の元幹部だけに重たい言葉だ。
いま「安全保障関係の悪化」などが自民党政権や軍事関係者から語られ、それが無批判に頻繁に報道されているが、冷戦時代に比べれば、とてもそこまでは言っていない。
米ソ冷戦時代にソ連と対峙してきた元空将補、対峙の仕方をわきまえている。
専守防衛の何たるかを知っている。その根底に先の日本の侵略戦争を知っている。外交の重要さを知っている。
「先に撃たない」。先に銃を向け、先に撃って内外に重大な犠牲を強いた、歴史の苦い教訓から専守防衛になっている。半分は、再軍備のための理由でもあったけど…。
戦争前夜なので、主要メディアには出されない。戦争を止めるのは最終的には主権者国民だ。
.