1/27「赤旗」日曜版に作家の半藤一利さんにインタビューが載っています。
半藤さんは89才。現在の権力者から、歴史は流布されるため、半藤さんのように、戦前の記録や記憶をもっている方の話はたいへん貴重です。
明治政府は天皇支配を国民に徹底させるため、天皇家の行事を国民の祝日としました。
11月23日-勤労感謝の日は「新嘗祭」、文化の日11月3日は「明治節」明治天皇の誕生日。
「秋篠宮は、そうした背景を勉強したのでしょう。大嘗祭は天皇家の宗教行事で27億円もの国費をかけるのはおかしいのでは、と発言しました:まっとうな話だと思います」と半藤さん。日本国憲法では、しごく当然の考えではないでしょうか。
73年間、平和が続いている事、私たちには当然の事ですが、半藤さんたちやその親の時代には、戦争が当然だった。
多大な犠牲の上に到達した、戦争と平和への認識、簡単には、覆させるまい。