サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

堂ノ前の六地蔵と日露戦争碑

 堂ノ前の六地蔵というのがあり、大きなケヤキの木がありました。宇城市です。

 熱かったので、この木陰の下でハンドマイク宣伝。

 よい感じの古いたたずまいです。
 ふと横を見ると、石碑が建っていまして、
 日露戦後紀会とある。(いや正確に漢字が読めません)
  壁面に名前が刻んであったので戦争犠牲者の碑のようです。
 この地からもたくさんの若者が国外の戦地に行き亡くなった。悲しい事です。
 しかし建立されたときは、英雄として祀られたかもしれません。
  こんな碑が全国あちこちにあります。いったいどれくらい?
 それほど戦前は、たくさんの戦争をしてきた証拠です。
 しかも戦場は日本以外であり、領土拡大・侵略のための戦争です。
  最大の戦争はアジア・太平洋戦争。それは明治憲法下のことです。
 そしてアジア各国にも、日本軍の被害者としての碑がたくさん建っている事でしょう。
  そして、この72年ほどは、全国どこにも、一つも、戦争犠牲者の碑は建っていない。
 海外にも、日本にかかわる戦争碑は、ひとつも建っていない。
  このことは、諸外国を見ても注目すべき事です。
 憲法9条を擁する日本国憲法の下でのことです。