沖縄は今日、休日だそうです。
「慰霊の日」−70年前、沖縄戦において日本軍の組織的な戦闘が終わった日として、県で定めている。
沖縄戦では、日米両軍、沖縄県民含む20万656人が犠牲になった。
「慰霊の日」は「戦闘終結の日」であるが、住民や兵士にとっては「解放の日」でもあった。さらには「占領の始まりの日」でもある。
翁長知事の平和宣言
https://www.youtube.com/watch?v=7EqcBEJn5ow#t=27:Movie
式典が行われた摩文仁の丘の平和の礎には、戦争の犠牲になった国家、軍人、民間人を問わずすべて人々の名前が刻まれている。
靖国神社に祀られているとされる人は、国家のために戦死した軍人だけである。加えて戦死ではなく戦争犯罪人として処刑された人も。
そこに安倍首相は参拝した。
安倍総理のスピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=-t4GKlcLbZY:Movie
今、安保法制・戦争法案を強行するために、95日も国会会期を延長した安倍政権。追いつめられる大きなきっかけとなったのは、憲法学者3人が、憲法9条に特に2項に違反する、と断じたからだ。
ここで思いを至らせるべきは、なぜ、9条が生み出されたのか?です。
最近、国会の論議でもあまり出てこないが、過去、日本が戦争をしかけ、他国民にも自国民にも多大な犠牲を強いたからだ。
その反省から、被害を受けた諸国民が「侵略戦争をしないように」と求め、日本国民が「2度と戦争はしません」と肝に命じたからだ。
膨大な死と破壊と悲しみの戦争こそが、9条を生み出したと想起すべきだ。
9条を損なうことは、悲惨な戦争への道と、戦争に負けおわった頃を今一度思い起こすべき。