サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

自衛隊の離島防衛の不思議?①

 今日の「読売」です。読んで見ても腑に落ちない。
 自衛隊離島防衛 陸・海・空統合運用を強化 南西諸島 中国にらみ部隊配置 との見出し。
  素人が見ても“オカシイ”
 まず、写されている兵器です。
 海自の輸送鑑から、車両や自衛隊員を積んだホバークラフト、AAV7とい隊員を積んだ水陸車両を海から上陸させるそうです。
 砂浜を想定しているようで、尖閣諸島のような岩場では無理な作戦です。
 空からは、オスプレイやCH47で自衛隊員を投入するそうです。
 これらの部隊は、西武方面隊の普通科連隊、来年3月に、米海兵隊をモデルに設立するそうです。
 離島防衛と言いながら、これ離島の防衛ですか?
 イラストには、離島奪還のイメージとなっています。“奪還”…ですって?。オカシイ!
 普通、まず上陸されないように島の防衛をするでしょう。島民の安全を自衛隊員はどうやって守るのでしょうか?
 なぜそんな訓練をせずに、最初から奪還訓練ですか?
 防衛の装備、訓練って陣地を構築したり、上陸する敵を迎え撃つ大砲とか戦車でしょうに?
 その前に制空権・制海権航空優勢海上優勢をどうにぎるかでしょう。
 「読売」は、中国のにらみ…と解説していますが、中国軍は、自衛隊がやっているような上陸を想定した装備を持つ部隊を保持していて、上陸の訓練をしてるのでしょうか?

 この部隊、海外派兵時には、すぐに使えます。
 米海兵隊と共同訓練、中東諸国でも、アフリカ諸国にでも、自衛隊は実践で使える部隊・装備・訓練です。アメリカが各地の武力介入でやってきた実戦です。指揮権は米軍にあります。

 (写真はUSAmilrtaryの動画より)