昨日、最高裁で1票の格差問題の判決が下された。
「違憲状態だが、違憲ではない」ので、「選挙は無効ではない」と是認された。
いろいろと味方があるが、結局、強いものが、強さにもを言わせて勝ち、得をするということが。
さまざまな対立的な構図を描くがどれもインチキだ。
地方と都市の対立、若者と高齢者の対立など…しかし、それはない。
地方にも都市にも負担をかけ、若い世代にも高齢者の世代も負担をかけ得をしているのは、長く政権党とし力を行使している自民党だ。
選挙制度においても、小選挙区制を自らつくり、実際の支持の倍近い議席を自民党は確保している。
やはり、司法と政権党・行政の関係は、人事権を使える政権党がずっと強い。これなら、ずっと違憲状態ですみ、自民党は、安心して違憲状態程度の格差を、ちょこちょこ是正していけばいいと言うことになる。
踏み込めない司法、やはり主権者が選挙で決着をつけるしかない。