サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

内閣支持率ー戻った「弱い支持」

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 先日の「朝日」の「データを読む」に内閣支持率上昇について、江口達也記者が分析が載っているが興味深い。紹介したい。
 安倍内閣の支持率は、安保関連法の関係で30%台まで支持率が低下したが、10月になって41%まで回復した。江口記者の見立ては、
 まず、
 ①強い不支持は26%で減っていない。
  ②強い支持も変動はあるものの20%弱で安定、今回は17%。
   ③弱い支持が17%⇒22%に増えた事が支持率回復の背景。
 で、この弱い支持が増えた要因は、経済政策「アベノミクス」への期待感があると分析する。この弱い支持層では、「期待できる」が55%、「期待できない」30%だそうだ。
 しかし、庶民にとって経済指標は厳しさが続いているのになぜ?。「赤旗」
 この2年間の一人当たりの賃金は4.4%上昇、しかし物価は4.6%上昇したで実質賃金はマイナス。大企業は大儲け、株主の配当は47.8%増で2兆3200億円。集計対象企業の社員の給与総額は7600億円で、その3倍がば株主に配られた。
 つづく期待感と、つづく厳しい現実の間に何があるのか? 

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 やっぱ宣伝でしょう。
 このかい離がいつまでもつづくわけではない。