安保・戦争法が強行され、やがて熊本の自衛隊員も南スーダンに新しいPKOとして行くことになる。
当事者の自衛隊員やその家族の心配は、隊員の危険や身分の不安定さだろう。軍隊でなくて戦争にかかわる任務を命令され、法的には国家が責任を持たす個人が問われることになる。
東京外国語大学大学委教授の伊勢崎賢治さんのインタビューが10日「赤旗」に載っている。
伊勢崎さんの話では、国連のPKO活動が現地住民を守るために「交戦主体」なって戦闘する場面が多くなっているようです。そのため最近では、現地女性のレイプなどの人権侵害も起こっている。
安倍政権は、憲法の縛りをごまかすために「駆けつけ警護」など、国際的には通用しない概念持ち出し、軍隊活動と文民警察活動をごちゃまぜにさせたいようです。
そして自衛隊員をとにかく海外に出して、戦争をさせたい、軍隊をして慣れさせ実績を積みたいように思えます。それが「普通の国」と思い込んでいる。
昨年2月、伊勢崎さんが熊本で講演された動画がありました。1年半遅れでアップしました。ごらん下さい。