サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「戦争に行きたくない」は利己的…

 自民党の武藤貴也衆院議員がツイッターでの発言が問題になっている。
 SALDsについて。「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考え」との非難に対して各方面から批判の声が上がっています。(写真:赤旗8/4)
やはり武藤議員、安保法案は戦争法案認めているようだ。
さらに。武藤議員は、「マスコミ懲らしめ」発言で問題になった自民若手勉強会のメンバー。
 そんなに言うなら武藤氏ら自民若手議員が率先して自衛隊員になって外国での「駆けつけ警護」にでも行けばいいと思う。自分中心がいけないのなら、お国のための手本を示すべきでしょう。
 自分は、自民政府の議員として法律を作って自衛隊員に海外展開への命令を下す安全地帯にいる。どっちが利己的でしょうか。

 桜花という特攻兵器があります。爆弾つんだロケット飛行機を爆撃機に吊り下げて、艦船に突っ込ませる自爆兵器です。
 人間爆弾です。
 ほとんど効果がないのに、将来ある若者を死に追いやった、この作戦を考え、訓練し、命令した人たちを思い出す。
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 ついでに。武藤議員は8/2の自身のツイッターで、砂川判決の田中耕太郎高裁所所長の「補足意見」を紹介して持論を展開している。これは「傍論」で、判決の主要内容とは違う。
 さらに田中最高裁長官が裁判の当事者側の米国大使や日本の外務大臣と会って、ことを通じ、跳躍上告や、地裁の伊達判決を覆す判決を導い、た恥ずべき人である事実を述べないで主張するのも全く情けない。
 司法の独立をあからさまに壊した田中長官は、司法界から追放すべき人物だ。隠していた事実が米国の公文書館から機密解除で出てきた。強いものには、どこまでもひれ伏しつき従う戦前からの思想の流れをくむものだ。