サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

オリンピック作戦

 明日は広島の日です。歴史に「たら」「れば」はないかもしれない。でも、可能なら70年前にさかのぼって、明日の原爆投下は、無くしてしまいたい。
 当時の昭和天皇大本営が、70年前の今日、ポツダム宣言を受諾すると発表すれば済んだことだ。実際に行ったわずか10日ばかり早くてよかった。そうすれば多くの悲劇を防ぐことができた。
 歴史があともどりできないなら、犠牲になった人たちの声を思いおこすなら、こんな事を二度と繰り返さない事だ。それは憲法に字面の上では反映されている。しかし魂を入れるならば、何故当時の指導者はためらったのか?決断できなかったのか?明確な主権者・国民の認識・教訓にすべきだと思う。
 「オリンピック作戦」って、聞いたことがない人も多いだろう。新国立競技場が問題になっているがあのオリンピックとは関係がない。
 70年までの今頃、敗戦は明らかなのに、本土決戦を主張していた戦争指導者もいた。
 「オリンピック作戦」とは、1945年11月1日に始まる予定だった、米軍の九州上陸作戦の名だ。さらに翌年3月1日開始予定の首都圏への上陸作戦・コロネット作戦を加えてダウンフォール作戦と呼び日本本土上陸・制圧作戦を言う。

 もしもこの作戦が行われたならば、沖縄の地上戦以上の、一億総特攻作戦となって、住民と日本兵の被害、そして米軍の被害も空前絶後の悲劇となっていただろう。(本土決戦幻想・オリンピック作戦編:保坂正康著より引用)
 今、知らなけれなならないのは、なぜこの「オリンピック作戦・コロネット作戦」について、なぜ多くの国民が知らないのか?だ。知られたくないのは知らされない。ならば知るしかない。知らなければ家族も自分も守れない。
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