サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

アメリカンスナイパー観てきて…

 映画−アメリカンスナイパーを見てきました。9時前から始まってさっき帰ってきました。

 昨日、「イラク側や抵抗勢力側の狙撃兵は、狙撃した場合、その直後、爆撃を受け、まず生き残ることはない」と書きました。
 しかし映画でイラク側の狙撃兵がいるとは思わなかったものですから、そう書きましたが、元オリンピック金メダリストという「ムスタファ」狙撃兵が出てきます。最後には殺られるんですが、なんかこっちの方が狙撃兵らしいのです。でもこれは史実ではないらしい。
 爆弾を抱えた女性や子ども…。日本も戦車に向かってそんな攻撃をしたなーと思い出しました。
 戦闘シーンが多いなかで、やはりハリウッド映画ぽい、インディアンを撃ち殺す奇兵隊や、ドイツ軍をやっつける「コンバット」のような、イラク兵?テロリスト?を撃ち殺すシーンがありますが、やっつける事への快感が表れていると感じます。
 「朝日」の批評でも「カイルが野蛮人の頭や胸を性格に射抜くとき、快感を覚えているのに気づきハッとした」と自分について書いています。
 非対称でも、「正義」であるとの自負、相手は殺されて当然の「野蛮人」との認識が出発点だろう。
 だが根本的は基準は、その地がどこか?戦闘は、あなたの国なの、相手の土地なのか?これが決定的だろう。
米国本土は、米国民は、他国の侵略を受けて抵抗した体験はない。もっぱら攻撃の歴史、だから、事実に向かおうとしない限り、事が理解できないのだと思う
 カイルの愛国の出発点は911で、気持ちはわかるが、同時にそれに連なる米国と中東各国の歴史の真実を知らないと。指導者は、指導者の家族も前線には、ほとんど行かない。

 今日は、たくさん人を殺し殺された映像を見てきたけど、生の日でもありました。セガレの誕生日でした。