今日は「父の日」でした。
世の父親さん、今日は…、いかがでしたか?
私、昨年なくなった父親。「父の日」にも、一回も何もしませんでした。
いま思えば、申し訳ない。
先日、あせくっていて、偶然、出てきた写真です。
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稲刈りの手伝いをして、オヤジの耕運機にのって帰る娘たち。
娘らが中学生の頃でしょうか。いいカンジでしょう。
オヤジは百姓ひとすじで、朝から晩まで働いていいました。
趣味もなく、遊びもなく、ただただ働くだけでした。
オフクロも農作業に家事、そりゃー、また、たいへん。
オヤジは耳が悪かった。
それで兵隊検査で落とされたようです。
当時の雰囲気からすれば、兵隊に落とされた事は、不名誉で恥ずかしい事とされた。
口下手だったオヤジ、自分の内に秘めるしかなかっただろう。
しかし結果、オヤジは、戦場に行って殺されることもなく、だれも殺すこともなかった。
思えばありがたい事だ。
そして結果、オレが生まれ、娘たちがいる。(写真:休憩のひととき)
「父の日」の今日、下の娘らから何やらプレゼントが届いた。上の娘らからは、メシのご招待にあずかった。ありがたい。オレより、時代は進歩しているようだ。