サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

温暖期のグリーンランドと現在

 4日の「毎日」に、
温暖期グリーンランド、氷床の厚さ400メートル減少」の記事が載っていましたので紹介します。
 国立極地研究所が参加した北グリーンランドの氷床コアを分析した結果です。
 地球が比較的暖かかった時期、現在よりも一つ前の間氷期(エーム期)が始まったばかりの12万6000年前頃が最も温暖だったそうです。
 グリーンランドは、今よりも8度(+-4℃)も高かったそうだ。
 そして前後する6000年間で、氷の厚さが400メートルも低く(+-250㍍)なったとのこと。
 昨年7月に起こったグリーンランド全域で氷が融けたのと同じ事が、11万8000年〜12万7000年の時期にも起こったようで、これからの北極圏温暖化の予測が進みそう。
 推計では当時、海水面は4〜8メートルは上がったようで、南極の氷床の縮小などの影響もあるようです。
 地球と太陽との距離や地球の地軸の傾きなど、数千年かけての変化が寒冷と温暖を繰り返すことに比べ、わずか数十年で人類活動がつくりだしつつある温暖化の変化をどう考えればいいのか。?
 これは、とてつもない事。今のペースで温暖化が進んで氷が融ければ、海水面が上昇して陸地が縮小し、地形と地図と国境が変わる。都市は、巨大な堤防で囲む以外に水没するしかなくなる可能性が高い。
 人類には止められる事と止められない事がある。止められる事も、ある時間内にという事。シェールガス・オイルなど、あっちもこっちもと掘っている場合じゃないと思う。(昨年9月、史上最少となった北極海海氷)