本来、私の一番のテーマとしている地球環境・温暖化問題、最近は書くのが少なくなった。原発問題と違いネットでも流行らないし、ニュースも少ない。だがコトは取り返しのつかないような勢いですすんでいる。
久しぶりに見つけた記事は、まさに“不都合な真実
” 北半球では積雪面積が、わずか10年で20%(6月)も減った。
北極海の海氷減少率が10.8%らしいが、その2倍。もっとも、氷よりも雪がとけやすい。
カナダ環境省による人工衛星データの解析だ。特にこの5年間の減少が目立ていると。
温暖化の影響だが正のフィードバックが働き、さらに温暖化の悪循環に陥る。
わかりやすい話で、太陽光を反射する白い雪や氷が減ると言う事は、地面や海がそれだけ熱を吸収して温度があがる。10年間で20%減。そのへんの池の氷じゃない。惑星規模で起こっている事、人為的に。恐ろしいことだ。
近いうちに懸念されるのは、山岳氷河減少にともなう水不足の問題だ。特に中国からインドに至るたくさんのアジアの人口を養っている、黄河から揚子江、メコン川、ガンジス川、インダス川など、ヒマラヤの氷河起源の川が縮小する事だ。
いつ起こるかわからない原発事故も、原発を急いでなくしふさがなければならない。
もう誰もが気づき確実にすすんでいる惑星規模の変動-温暖化・気候変動への対応時間もほとんどなくなってきた。ほんと急がなければ。