自民党の憲法改正草案では、国民の権利が著しく制限される。
似たような文章ですが、言葉ひとつ違うと大きく内容が違い、社会のありようが変わり、実際に自由が大きく制限される。
しゃべること、文を書く事、私のブロクなども、政府批判ができなくなるだろう。みなさんも、いや、政府賛美はもてはやされます。
安倍総裁は中国が嫌いのようだが(私も政府は好きでない。国民は別)、中国政府が行なっている検閲を見習おうと言うものだ。
現行憲法では、自由や権利の濫用は、「公共の福祉」のため制限されるとなっている。
これが「公益及び公の秩序」と、変えられている。
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「福祉」とは、少なくとも「国民」や「住民」との印象だ。
だが「公益」とは、何か?
「人」でなく国家や行政などの響きがある。
「公の秩序」とは何か? デモも集会も公を乱すもの、と解釈されれば、消費税増税反対もダメ。
ムダなダムつくるな、オスプレイ反対など、抗議行動一つできなくなる。
この規定にそう法律が作られる。
「結社」も認められないとすると、私たち日本共産党に限らず、労働、平和、住民ほか、あらゆる団体が制限を受け、弾圧される可能性がある。
まさに、日本を北朝鮮化しようとしている。
権力と警察の勝手な判断で、都合の悪い事はなんでも罰則の対象だろう。
「原発再稼働反対も国益に違反」と認定される可能性もある。
キンカンもやれなくなる。
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その前触れなのか、大阪では、不当不法な逮捕が相次いでいる。
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下地准教授ら市民の不当逮捕に抗議し即時釈放と謝罪を求める記者会見
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